シリーズ「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る」 第11回 新春の集会


好評を博しております、「薬づくりの新しいR&Dモデルを探る」シリーズは、
計画を前倒しして「次世代ヘルスケアにおける薬づくり」に
焦点を合わせた企画を試みております。

前回は、「免疫、炎症、腸内細菌と薬づくり」をテーマにしましたが、
実際に講師の先生方のお話をお聞きして、
改めて腸内細菌研究が爆発的に拡大している状況を認識しました。

また、予防や予兆的対応や慢性疾患の悪化を食い止める患者主体的な努力(3次予防)が
重視される次世代ヘルスケアでは、薬だけでなく、
薬ではない対処法(Non Pharmacological Interventions)の重要性が増大することと、
その中核となる食の効用が腸内細菌に左右されることが明らかにされつつあることを強く認識しました。

そこで、予定しておりました心理認知障害(Mental Health)をテーマとする集会を先送りして、
「薬づくりと健康食品開発を結ぶ」をテーマとする集会を先に開催することにしました。
この会は、来年1月15日の午後、東大医科研の1号館1階講堂で開催する準備をしております。

また、後の交流会では、「赤ワインが腸内細菌叢によい変化を及ぼす」という最新の知見や、
我が国における純国産ワインづくりのための葡萄づくりをめざしている中部大学のプロジェクトなど、
堅苦しい研究とはちょっと違った、新春にふさわしい楽しい話題を提供する予定です。
皆さまぜひ予定に入れていただければ幸いです。

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テーマ:薬づくりと健康食品開発を結ぶ
日時:2016年1月15日(金)13:30-17:10
会場:東京大学医科学研究所1号館1階講堂(東京都港区白金台 4-6-1)
世話人:シリーズの世話人他

*詳細・参加申し込みはICAの案内サイトをご確認ください。
http://join-ica.org/ws/160115.html

開催趣旨:
次世代ヘルスケアにおいては、薬事法に定められた薬(医療用医薬品)だけでなく、
薬にあらざる介在法(Non Pharmacological Intervention, NPI)が、
現在より効果的に活用されるだろうと予想されている。
両者の規制には大きな違いがあるが、科学研究の視点からは、
両者に本質的な違いは存在しない。

これは医薬品と環境汚染物質のような化合物の生体への
影響(毒性)に関わる研究についても言えることである。
すなわち食、薬、毒のいずれについても、その効果(生体作用)に関わる研究は、
現在では分子レベルで進められるようになっている。

この研究集会では、そうした食薬毒の研究が(三位)一体となった
新しい(ゲノム)健康科学のフロンティアをいくつか紹介する。
このような研究は、純粋な薬づくりよりもアカデミア研究者にも取り組みやすく、
生活者にも参加しやすいのが特徴である。
こうした領域は、生活者が参加した薬づくりに関心をもっている製薬会社にも
興味深い領域だと思われる。


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キャドゥアライアンス/ICA  事務局
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