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第2回生物情報ネットワーク研究会開催報告


第2回研究会「Disease Network解明のための遺伝子・蛋白質発現解析」は、2004年6月22日に東京大学医科学研究所第一講堂において開催された。今回の研究会の企画は藤田芳司先生(東京医科大学)にお願いした。午前10時より、藤田先生の基調講演の後、4名の先生方の御講演いただき、堀本(主査、東京大学)のまとめをもって、予定より少し遅れて午後6時に無事終了した。先生方の講演タイトルは以下の通りである。

  • 藤田 芳司(東京医科大学臨床プロテオームセンター・センター長)
    「創薬とDisease Network」
  • 辻本 豪三(京都大学大学院薬学研究科ゲノム創薬科学分野・教授)
    「トランスクリプトーム解析に基づく創薬」
  • 田中 利男(三重大学医学部薬理学教室・教授)
    「薬理ゲノミクスネットワークと創薬ターゲットバリデーション」
  • 芝崎 太(東京都臨床医学総合研究所細胞生理学研究部門・室長)
    「遺伝子・蛋白質発現の同時多項目解析による疾患への応用」
  • 荻原 淳(東京医科大学臨床プロテオームセンター・助教授)
    「臨床応用に向けた定量プロテオミクス解析」

講演タイトルからおわかりのように、遺伝子及び蛋白質発現データに基づいて疾患のネットワークに関する諸問題を広く取り上げることを意図したものある。講演頂きました先生方には、それぞれ1時間の講演において疾患ネットワークの基礎的な部分から実際の臨床の現場での困難な点まで、率直且つ判り易く説明していただいた。お蔭様で意図したとおりの講演会が実現することができた。

記名していただいた参加者は、総数51名で、そのうち、大学関係者は7名、企業関係者は44名であった。会場でのアンケート調査の結果も、概ね「有意義」で「よく理解できた」と好評だった。ただし、実際的な話は好評を得たが、大学関係者の出席が少なかった。また、実際の臨床にかかわるデータについて、すべてが公表できない場合があり詳細な理解が難しい場合もあった。

参加者数やアンケート調査から、生物情報ネットワークに関する様々な階層の広範囲なテーマへの関心の高さが感じられ、今後の研究会の活動をさらに積極的に行う責任を感じている。

堀本勝久(東京大学)
麓雅樹(ノーザンサイエンスコンサルティング)

注)アンケート結果の集計データにつきましては、
http://www.hgc.ims.u-tokyo.ac.jp/~masumi/NW/report.htをご覧ください。

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