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第3回生物情報ネットワーク研究会開催報告


第3回研究会「構造バイオインフォマティクス」は、2004年11月25日に東京大学医科学研究所第一講堂において開催された。今回の研究会の企画は木寺詔紀先生(横浜市立大学大学院総合理学研究科・教授)にお願いした。午前10時より、木寺先生の基調講演の後、招待講演の5名の先生方に続き、2名の一般応募の先生に御講演いただき、堀本(主査、東京大学)のまとめをもって、予定より少し遅れて午後6時に無事終了した。先生方の講演タイトルは以下の通りである。

  • 木寺 詔紀(横浜市立大学大学院総合理学研究科)
    「はじめに」
  • 木下 賢吾(東京大学医科学研究所)
    「蛋白質の立体構造と機能に関するデータベースからの知見と今後の課題」
  • 廣明 秀一(横浜市立大学生体超分子)
    「蛋白質のドメイン解剖学-配列情報解析から構造決定まで」
  • 河野 秀俊(日本原子力研究所中性子利用研究センター)
    「立体構造からみたDNA結合タンパク質のDNA配列認識機構」
  • 長野 希美(産業技術研究所・生命情報科学研究センター)
    「酵素の立体構造に基づく触媒反応の解析・分類」
  • 千見寺 浄慈(神戸大学理学部)
    「第一原理的タンパク質立体構造予測の現状と立体構造構築原理」
  • 広川 貴次(産業技術総合研究所)
    「GPCRモデリングとバーチャルスクリーニングへの試み」
  • 金城 玲(国立遺伝学研究所)
    「タンパク質三次元構造を復元できる一次元構造表現」
  • 堀本 勝久(東京大学医科学研究所)
    「終わりに」

「物に基づかない科学は滅びる」という古いひとつの箴言の基、ネットワーク研究を生体分子の構造・物性からの研究と捉え、構造・物性的側面と情報的側面の融合を意図したものある。講演頂きました先生方には、それぞれ1時間の講演においてネットワークの相互作用に関する構造・物性的な側面の基礎的な部分から実際まで、率直且つ判り易く説明していただいた。お蔭様で意図したとおりの講演会が実現することができた。

記名していただいた参加者は、総数27名で、そのうち、大学関係者は16名、企業関係者は11名であった。会場でのアンケート調査の結果も、概ね「有意義」で「よく理解できた」と好評だった。構造・物性的側面からネットワークを研究する話は大変好評であった。ただし、研究会開催の広報が遅れたこともあるが、生物情報関連の研究者の出席が少なく、残念であった。

堀本勝久(東京大学)
麓雅樹(ノーザンサイエンスコンサルティング)

注)アンケート結果の集計データにつきましては、
http://www.hgc.ims.u-tokyo.ac.jp/~masumi/NW/report.htmをご覧ください。

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