生物情報ネットワーク研究会

♠主査 堀本 勝久(東京大学医科学研究所)
♠副査 麓 雅樹(ノーザンサイエンスコンサルティング(株))

近年、遺伝子及び蛋白質を中心とした生体分子間相互作用に関する、ゲノムワイドな実験データが蓄積されてきた。これらのデータから細胞レベルの網羅的な相互作用(ネットワーク)を理論的に推定することは、生物情報学の大きな研究テーマの一つである。現在、理論推定は様々なアプローチによって試みられているが、本研究会は、主に探索的なアプローチによる研究を主な対象として考え、以下の3つの目的のもとに活動する。

  1. トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム研究において、生体分子間の関連(ネットワーク)を、実験データから理論的に推定する方法を開発する。本研究会では、蛋白質間の物理的接触や遺伝子の転写制御に関するネットワークに加え、蛋白質・遺伝子以外の生体分子との相互作用を含むシグナル伝達や代謝パスウェイなどの解析も視野に入れる。
  2. 実験科学と理論科学の共同研究が協調的に行われているゲノム配列解析と同様に、ネットワーク推定について理論解析の立場から実験科学への提言をおこない、新しい実験手法の開発の支援を行う。
  3. これら手法の産業界への積極的な紹介を行い、さらに産業界からの提言を理論研究に取り入れることを試み、新しい産業の発展に寄与する。

研究会は、年2回程度開催する。研究会では、最新の研究成果の報告というよりはむしろ、理論科学、実験科学及び企業それぞれの立場で、問題点や困難な点を率直に提言し、共同で諸問題を解決する場を提供したいと考えている。

本研究会は閉会しました。

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