| 要旨 |
我々の目的は、出芽酵母をモデルに細胞の挙動を分子レベルで定量的に予測できるところまで理解を深めることである。その為には、構成要素の網羅的同定、相互関係の解明、そして定量的計測と系の撹乱が必要であると考えていろんなことをやっている。トランスクリプトームに関しては、絶対定量、転写因子の恒常活性化による撹乱、そして転写開始点の網羅的決定に取り組んでいる。プロテオームに関しては、相互作用の網羅的解析、翻訳後修飾(ユビキチン化)の網羅的解析を行い、更にそれらの定量化を目指している。こうした我々のアクティビティを紹介しながら、随所で必要とされるバイオインフォマティクス、特に網羅的データからの知識発見支援、に対する現場からの勝手な要望を述べてみたい。
|