学会活動

「脳神経系疾患領域とD2Kサイエンティストの養成」を テーマとした研究集会(2月19日開催)のお知らせ

2019.01.21

現在、ゲノムの解読と操作に関わる技術と、

人工知能AIや機械学習MLや深層学習DLを含むICTの急激な進歩が、
医療と薬づくりのあらゆる領域に浸透しており、
数々の創造的な破壊(Innovation)を起こすことが期待されています。

しかし、そうした期待が実現するには、D2Kサイエンティスト*と
呼ばれるICTの専門家の養成が大きな課題として浮上しております
(*D2Kは、From Data to Knowledge、
すなわち「データから知識を生成する」仕事を意味します)。

日本バイオインフォマティクス学会(JSBi)の支援を受けているこの研究会シリーズでは、
緊急度の高い領域からD2Kサイエンティストに期待される課題を浮き彫りにし、
それらに対応できる人材の養成を考えることを目的として、
第1回は、「がんの精密診療」、第2回は、「腸内細菌と健康と疾病」を取り上げ、
それぞれ多数の参加者をえて、活発な情報と意見交換を行いました。

それに続く今回は、「脳神経系疾患領域」を取り上げ、
湘南ヘルスイノベーションパーク(iPark)の協力をえて、
その施設内で開催することになりました。

武田薬品を母体とするiParkは、製薬、医療、ICTなどの異業種が
ヘルスケアのイノベーションをめざした活動を支援する
共創の環境を提供することをめざしています。

したがって今回の研究集会では、D2Kサイエンスの人材養成を、
スタートアップ企業の視点や、湘南という地域における参加型ヘルスケアの視点からも
考えてみる機会を提供できると考えております。

得がたい機会なので、年度末の気ぜわしい時期ではありますが、
ぜひご参加をご検討下さい。

  日時:2019年2月19日(火)13:30-17:30
  会場:湘南ヘルスイノベーションパーク(iPark)(神奈川県藤沢市村岡東2-26-1 )
  会費:無料、ただし事前に下記案内サイトより申し込みをしてください。
   http://join-ica.org/ws/190219.html

世話人:中井 謙太(東京大学医科学研究所)、生島 髙裕(数理先端技術研究所)、
    白井 剛(長浜バイオ大学)、神沼 二眞(ICA)


なお、この集会開催の主な事務局機能は、
ICA(NPO法人サイバー絆研究所事務局が担当しています。

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NPO法人 サイバー絆研究所  事務局
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http://join-ica.org/ica/
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