第2回 生命システム理論研究会を、平成25年9月13日(金)に産業技術総合研究所・生命情報工学研究センター(東京・台場)で開催いたします。
近年、次世代シークエンサーなどによる網羅的分子生物データの急増・多様化が進む一方、シングルセルを対象とした分子レベルでの定量的観測も盛んに行われています。これら定量的なデータに対し、モデリングやシミュレーションを行い、生体内で行われている現象のメカニズムをシステム的に理解していくシステム生物学の重要性が増してきています。
システム生物学の中でも、細胞内の様々な相互作用やネットワークを対象とした研究は、定量的に測定された様々な医学・薬学データに適用され、薬効予測・副作用予測などの創薬支援は勿論の事、医療分野への応用が始まっています。本研究会では、細胞内の様々な相互作用やネットワークを研究されている「最前線の先生方」をお招きし、ご講演頂くことに致しました。詳細は下記プログラムをご覧下さい。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
なお、本研究会は参加費無料、事前申し込み不要です。当日、現地にて受付をしていただくだけで、どなたでも参加できます。
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JSBi 第2回 生命システム理論研究会
日時:2013年 9月13日(金) 14時30分より
場所:産総研・臨海副都心センター別館11F
14:30 - 14:35
「開会の辞」
藤渕 航 先生(京都大学 iPS研究所・研究会主査)
14:35 - 15:10
「生体内分子ネットワークが明らかにするがんの多様な薬剤応答」
井元 清哉 先生 (東京大学 医科学研究所)
15:10 - 15:45
「ケモゲノミクスや薬理ゲノミクスの手法による薬物・標的タンパク質間相互作用ネットワークの予測」
山西 芳裕 先生 (九州大学 生体防御医学研究所)
15:45 - 15:55 休憩
15:55 - 16:30
「遺伝子ネットワーク上における離散ダイナミクスのアトラクター解析」
木下 修一 先生 (明治大学 先端数理科学インスティテュート)
16:30 - 17:00
「Future of Infertility: Systems Biology approach 」
Natalia Polouliakh 先生 (Sony Computer Science Laboratories, Inc.)
17:00 - 17:30
「マウス概日周期の遺伝子制御ネットワークの動的変化の解析」
富永 大介 先生 (産総研 CBRC)
当日12:30より同会場にてライフテクノロジーズジャパン株式会社提供のランチョンセミナーがあります。研究会前のご昼食に、ぜひご参加ください。
参加費無料・事前登録不要ですが、運営管理の都合上、事前の参加登録にご協力いただけますと有難く存じます。 事前登録はこちら(9月13日にチェックしてください) >
https://form.cbrc.jp/modules/regist/event.php?eid=32