開催報告 (PDF)
第3回応用システムバイオロジー研究会を、"ネットワーク・パスウェイ解析と未来医療・創薬" をテーマに、6月27日(月)に九州大学箱崎キャンパスにて開催いたします。
システム生物学では、細胞内の様々な相互作用をネットワークやパスウェイとして解析し、細胞や生命現象をシステムとして理解する足がかりにしようとする流れがあります。これらのネットワーク(パスウェイ)解析研究は、定量的に測定された様々な医学・薬学データに適用することが可能であり、創薬支援や副作用予測などの医療分野への応用が期待されます。
本研究会では、いち早くネットワーク・パスウェイ解析に注目し、研究を行われてきた第一人者の先生方をお招きし、ご講演頂くことに致しました。詳細は下記プログラムをご覧下さい。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
なお、本研究会は参加費無料、事前申し込み不要です。当日、現地にて受付をしていただくだけで、どなたでも参加できます。
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JSBi 応用システムバイオロジー研究会
第3回応用システムバイオロジー研究会
~ネットワーク・パスウェイ解析と未来医療・創薬~
日時:2011年 6月27日 13時より
於:九州大学 国際ホール
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html (50番)
プログラム:
13:00-13:05 第3回研究会開催挨拶
油谷 幸代 (産業技術総合研究所・生命情報工学研究センター)
13:05-13:30 「ネットワーク解析とバイオロジー」
久原 哲 (九州大学大学院・システム生命科学府)
13:30-14:10 「疾患・医薬品のネットワーク解析」
金久 實 (京都大学・化学研究所/東京大学・医科学研究所)
14:10-14:20 Coffee Break
14:20-15:00 「Percellome Toxicogenomics Projectの進捗とChemical Biologyとしての毒性学」
菅野 純 (国立医薬品食品衛生研究所・安全性生物試験研究センター)
15:00-15:40 「血中アミノ酸制御ネットワークを用いて未病を予知する?!」
岡本 正宏 (九州大学大学院・システム生命科学府)
15:40-15:50 Coffee Break
15:50-16:30 「Percellome ProjectにおけるBioinformaticsの進展」
相崎 健一 (国立医薬品食品衛生研究所・安全性生物試験研究センター)
16:30-17:10 「先制医療のためのバイオマーカーのシステム生物学的アプローチによる探索」
荻島 創一 (東京医科歯科大学・難治疾患研究所)
17:10-17:20 Coffee Break
17:20-18:00 「時系列デ-タから遺伝子クラスタリングやネットワーク推定」
ポリュリャーフ•ナターリア (Sony Computer Science Laboratories Inc.)