学会活動

「みんなのエキパネ 関西編」 (医療関係者のみ参加可)

2025.05.20

【セミナー内容】

がん治療における多数の遺伝子検査の中で、2019年6月から保険適応となりました「がん遺伝子パネル検査」が注目されております。

「がん遺伝子パネル検査」とは、複数のがんの遺伝子を一度に調べる検査です。「がん遺伝子パネル検査」では、患者さんのがん細胞に含まれる遺伝子の情報を、次世代シークエンサーで調べ、得られた情報を解析し、がんの原因となる遺伝子の変化が見つかった場合には、その遺伝子の変化に対応する薬剤を選択できる場合があります。がんゲノム医療は、この「がん遺伝子パネル検査」の解析結果に加え、患者さんの治療歴や健康状態などをふまえて「エキスパートパネル」という会議で総合的に検討し、治療方針を決定します。この「エキスパートパネル」には、主治医、遺伝医学や病理学の専門医、遺伝カウンセリング技術を持つ医療関係者などが参加します。当セミナーでは、「エキスパートパネル」における遺伝子変異プロファイル、バイオマーカーの解釈や臨床的意義付けのコツを学ぶことが出来ます。

 

【プログラム】

〇開会挨拶(10分) 

島津研三先生( 大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科 教授 兼がんゲノム医療センター長 )

 

〇Lectureパート 19:10-20:10(60分)

座長:佐藤太郎 先生( 大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター副センター長 准教授 )

基調講演(20分):佐藤泰史 先生( 大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 特任助教 )

「当院のパネル検査の現状とエキスパートパネルの体制について」

特別講演(40分):吉波哲大 先生( 大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 特任講師 ) 

「がんゲノム医療の扇の要としてのエキスパートパネル」

 

〇Discussionパート 20:10-21:10(60分)

司会:佐藤太郎 先生( 大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター副センター長 准教授 )

司会:吉波哲大 先生( 大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 特任講師 )

テーマ:「パネル検査の結果をどの様に解釈するのか ~症例から学ぶエキスパートパネル講座~」

(ディスカッサント)

八代正和 先生( 大阪公立大学大学院医学研究科 癌分子病態制御学講座 研究教授 ) 

山村順 先生 ( 堺市立総合医療センター 乳腺外科 部長/がんゲノムセンター長 )

西田勉 先生 ( 市立豊中病院 がんゲノム医療センター長 )

山井琢陽 先生( 大阪急性期・総合医療センター 腫瘍センター センター長 )

奥野達哉 先生( 大阪ろうさい病院 腫瘍内科 部長 )

伊藤 公彦先生( 関西ろうさい病院 副院長/産婦人科 )

 

〇閉会挨拶(10分)

谷内田真一先生( 大阪大学大学院医学系研究科 がんゲノム情報学教室 教授 )

 

【参加費】無料

【定員】WEB参加 500名(要事前申込)

【申込方法】参加希望者は、以下のリンクより7月21日(月)までにお申込み下さい。

      https://forms.office.com/r/aCymQKAMdK

 

※当セミナーは、国内の医療機関にお勤めの医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師等)を対象に配信いたします。

※医療関係者以外の方は、ご視聴をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。   

※申し込みを頂きましたメールアドレスに後日ZOOM視聴URLを送付いたします。

※ご登録いただきました個人情報は当セミナー情報とURL送信のみに使用し他の目的には一切使用致しません。

【主催】中外製薬株式会社

【後援】日本バイオインフォマティクス学会、大阪大学拠点がんプロフェッショナル養成プラン 

 

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