近年、ライフサイエンス業界ではAI創薬など計算技術の活用が急速に進展しており、新たなイノベーションの候補として量子コンピュータ技術が注目を集めています。量子化学計算を活用した分子・酵素シミュレーションの高精度化や、それに伴う開発期間の短縮などが期待される中で、量子コンピュータ実機の性能的な制約を克服するための研究開発も進められております。
現在は、アルゴリズムを実応用すべき具体的な対象について、大学・研究機関・企業等が模索を重ねている段階にあります。そのような状況の中で、「事業として効果を創出し得る量子コンピュータの活用方法」が大きな論点となっております。
本ワークショップでは、**塩野義製薬株式会社 DX推進本部 データサイエンス部長 北西由武氏をお迎え**し、量子業界から提起する具体的なユースケースについて、事業の視点から評価・検討いただきます。ライフサイエンス関連業界の参加者にとって、事業にインパクトをもたらす量子コンピュータ活用の可能性を具体的にイメージできる機会となることを目指しています。
詳細とお申し込みはこちら⇨https://www.link-j.org/member_event/article-48870.html