2020年日本バイオインフォマティクス学会年会・第9回生命医薬情報学連合大会は、「データ駆動型研究が切り開くヘルスケア:AI・ビッグデータ時代の生命医薬情報学」というテーマを掲げ、2020年9月1日(火)~3日(木)にオンラインで開催予定です。
参加登録受付を開始しました。
大会ウェブサイト: https://www.jsbi.org/iibmp2020/
参加登録サイト:https://www.jsbi.org/iibmp2020/registration/
皆様の参加をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
■参加登録期間と参加費
早期参加締切:〜2020年8月7日(金)
登 録 期 間:~2020年9月3日(木)
参加費(早期割引価格)
日本バイオインフォマティクス学会会員 一般 12,000円 (10,000円)
日本バイオインフォマティクス学会会員 大学院生 4,000円 (3,000円)
日本オミックス医学会会員 一般 12,000円 (10,000円)
日本オミックス医学会会員 大学院生 4,000円 (3,000円)
非会員 一般 18,000円 (16,000円)
非会員 大学院生 6,000円 (5,000円)
学部生以下(参加登録は必要) 無料 (無料)
今回は大会プログラムのうち基調講演、企画セッション、スポンサードセッション、ワークショップ、合同シンポジウム、キャリアパスセッション、一般公開シンポジウムについてご案内いたします。
■プログラム概要(予定)
<基調講演>
「次世代プロテオミクスが拓く医学生物学の新地平:90年来のがんの謎を解く」
中山 敬一 (九州大学)
「トランスクリプトームを低分子で操作して難病を治す」
萩原 正敏 (京都大学)
「複雑系数理モデル学とその生命医薬情報学への応用」
合原 一幸 (東京大学)
<企画セッション:マルチオミクス>
「遺伝統計学による疾患病態解明と個別化医療への試み」
岡田 随象 (大阪大学)
「空間的な遺伝子発現制御のしくみを探る」
沖 真弥 (京都大学)
「細胞の反応速度論的描像に基づく統合オミクス解析」
柚木 克之 (理化学研究所)
<企画セッション:未病・先制医療・健康長寿>
「数理科学・ 情報科学・生命科学の融合による未病創薬への展開」
門脇 真 (富山大学)
「コロナの時代の食品データサイエンス、データベースの体系化、深層学習」
金谷 重彦 (奈良先端科学技術大学院大学)
「沖縄県大宜味村 長寿者たちの食生活と腸内細菌叢」
池松 真也 (沖縄工業高等専門学校)
<企画セッション:シングルセル>
「シングルセル解析による循環器疾患の病態解明と臨床応用」
野村 征太郎 (東京大学)
「群雄割拠のシングルセル情報解析:現状把握とその先」
中戸 隆一郎 (東京大学)
「セルオミクス技術の開発と医学生物学応用」
洲崎 悦生 (東京大学)
<企画セッション:PRISM創薬AI>
「新薬創出を加速する人工知能の開発」 ~これまでの歩みと将来展望~」
榑林 陽一 (神戸大学)
「臨床情報からのデータ駆動的な患者層別化に向けて」
夏目 やよい (医薬基盤・健康・栄養研究所)
「PRISM肺がんプロジェクトの進捗と今後の戦略」
浜本 隆二 (国立がん研究センター研究所)
「オミックスデータから創薬ターゲットを予測する機械学習」
山西 芳裕 (九州工業大学)
「医療テキスト構造化のための言語・知識処理基盤の構築」
黒橋 禎夫 (京都大学)
<企画セッション:創薬現場>
「バイオインフォマティシャンは製薬企業で何ができるのか?」
吹田 直政 (小野薬品工業株式会社)
「データ駆動型創薬とドラッグリポジショニング」
齊藤 隆太 (田辺三菱製薬株式会社)
「ハイブリッド記述子と熱拡散方程式によるkinase inhibitor群に対する大規模高精度予測手法の開発」
日高 中 (武田薬品工業株式会社)
<企画セッション:ケモインフォマティクス>
「SAR MatrixとAI技術を融合した化学構造のde novo生成法」
吉森 篤史 (株式会社理論創薬研究所)
「電子状態の情報を使って天然物から医薬品・食品成分・化粧品成分を探索す る:電子状態インフォマティクスの応用」
杉本 学 (熊本大学)
「メタボロミクスによる漢方薬の表現型および代謝物解析」
大渕 勝也 (株式会社ツムラ)
<日本メディカルAI学会との合同シンポジウム:医療AI>
「臨床応用を志向した医療AI研究の現状と課題」
浜本 隆二 (国立がん研究センター研究所)
「AIホスピタルの実現に向けて」
浅井 義之 (山口大学)
「新しい生活様式に即した医療AIの開発と推進に向けて 」
瀬々 潤 (ヒューマノーム研究所)
<日本オミックス医学会との合同シンポジウム:COVID-19とバイオインフォマティクス>
「タイトル未定」
押谷 仁 (東北大学)
「ドラッグリポジショニングに基づくCOVID-19治療薬のインシリコ創薬支援」
広川貴次 (産業技術総合研究所)
「COVID-19と将来の感染症に向き合うシミュレーションと機械学習基盤」
関嶋 政和 (東京工業大学)
「COVID-19伝搬速度における気候の役割:地理空間データ分析」
竹本 和広 (九州工業大学)
<日本オミックス医学会 シンポジウム>
「タイトル未定」
<スポンサードセッション>
「タイトル未定」
株式会社ナベインターナショナル
<スポンサードセッション:ゲノム解析技術を臨床検査へ~細菌叢解析と着床前ゲノム解析の実用化~>
長井 陽子 (Varinos株式会社)
荒井 渉 (Varinos株式会社)
田中 克 (Varinos株式会社)
<スポンサードセッション>
「ヘルスケアの可能性を切り開くクラウド」
遠山 仁啓 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社)
<スポンサードセッション:データサイエンティスト養成>
オーガナイザー: 有田 正規 (国立遺伝学研究所)
「DDBJと公共リポジトリ」
飯塚 朋代 (国立遺伝学研究所)
「Mac/Windows/遺伝研スパコン上でのデータ解析 (1)」
演者未定 (株式会社ノーム)
「Mac/Windows/遺伝研スパコン上でのデータ解析 (2)」
奧田 喜弘 (国立遺伝学研究所)
「微生物ゲノム解析」
谷澤 靖洋 (国立遺伝学研究所)
「真核生物ゲノム解析」
坂本 美佳 (国立遺伝学研究所)
「比較ゲノム解析」
川島 武士 (国立遺伝学研究所)
「メタボロミクス解析」
櫻井 望 (国立遺伝学研究所)
「メタゲノム解析」
森 宙史 (国立遺伝学研究所)
「ヒトゲノム疾患解析 」
秦 千比呂 (国立遺伝学研究所)
<ワークショップ:代謝ネットワークの解析と制御>
「代謝関連情報解析とその展開」
荒木 通啓 (国立健康栄養研究所)
「フラックスバランス解析を利用した増殖連動型物質生産のための代謝設計とその応用」
戸谷 吉博 (大阪大学)
「大腸菌の網羅的二重欠失株生育実験データに基づく代謝ネットワークモデルの補完」
武藤 愛 (奈良先端科学技術大学院大学)
「有用物質を生産する代謝ネットワーク設計の高速アルゴリズム」
田村 武幸 (京都大学)
<ワークショップ:生命情報若手研究者の現在と未来を考える>
芝井 厚 (理化学研究所)
「若手から生命情報科学を問い直す」
板谷 琴音 (理化学研究所)
「データ駆動科学で乗り出すウイルス研究の新天地」
伊東 潤平 (東京大学医科学研究所)
「生命情報科学への新規参入とウイルスゲノム解析」
西村 瑠佳 (総合研究大学院大学)
「共発現ネットワークを利用したマウスの脳組織一細胞ATAC-seq解析の網羅的比較」
河口 理紗 (コールドスプリングハーバー研究所)
<ワークショップ:質量分析インフォマティクスへの招待>
「質量分析インフォマティクスの世界:どこから来て、何者で、どこに向かうのか」
吉沢 明康 (京都大学)
「改めて質量分析インフォマティクスとは何か?:ソフトウェア開発からコホート研究まで」
山本 博之 (ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社)
「ゲノムから読み取れない生物進化:質量分析インフォマティクスからのアプローチ」
早川 英介 (沖縄科学技術大学院大学)
「質量分析インフォマティクス研究を通じた生命代謝システムの深層理解」
津川 裕司 (理化学研究所)
<ワークショップ:臨床検体を用いたヘルスケア研究の最前線>
「遅発性アルツハイマー病の日本人特有なリスクバリアント探索」
浅海 裕也 (国立長寿医療研究センター)
「ゲノムからみた産婦人科学」
吉原 弘祐 (新潟大学)
「尿酸値の失われた遺伝率は、レアバリアントがかなりの部分を説明する」
三澤 計治 (関西医科大学)
「血液由来疾患バイオマーカーの探索と予測モデルの開発」
重水 大智 (国立長寿医療研究センター)
「病理画像から遺伝子変異を予測する」
奥田 修二郎 (新潟大学)
<ワークショップ:データ駆動型医療が切り開く新地平>
オーガナイザー:新井田 厚司 (東京大学)
オーガナイザー:島村 徹平 (名古屋大学)
「大規模プロテオミクスデータにおける相関構造を考慮した欠損値補完」
宇野 光平 (名古屋大学)
「ヒト抗体における網羅的構造多様性解析」
林 周斗 (東京大学)
「ロングリードシークエンスデータからの複雑な後天的構造異常の検出」
白石 友一 (国立がん研究センター)
「胚発生における遺伝子発現の時空間再構築」
小嶋 泰弘 (名古屋大学)
<ワークショップ:バイオデータベース 使いかたと使われかた>
「使ってくださいjPOST」
石濱 泰 (京都大学)
「ChIP-Atlasの使い方と使われ方」
沖 真弥 (京都大学)
「創薬支援のための統合データベース」
水口 賢司 (医薬基盤・健康・栄養研究所、大阪大学蛋白研究所)
「コホート・バイオバンクの統合データベース」
荻島 創一 (東北大学)
「植物ゲノム情報ポータルサイト「PGDBj」と「Plant GARDEN」の紹介」
磯部 祥子 (かずさDNA研究所)
<ワークショップ:スーパーコンピュータとバイオインフォマティクス>
「趣旨説明」
阿久津 達也 (京都大学、NPOバイオインフォマティクス・ジャパン)
「タイトル未定」
奥野 恭史 (京都大学)
「京都大学化学研究所・2020年稼働新スパコンシステムのご紹介」
西川 和嗣 (京都大学)
「スパコンシステム「SHIROKANE」とゲノム医療」
渋谷 哲朗 (東京大学)
「遺伝研スーパーコンピュータの紹介」
小笠原 理 (国立遺伝学研究所)
<キャリアパスセッション>
オーガナイザー:阿久津 達也 (京都大学)
オーガナイザー:松田 秀雄 (大阪大学)
「創薬現場におけるバイオインフォマティクス活用事例」
青島 健 (エーザイ株式会社)
「データサイエンスによる創薬・ヘルスケア研究」
六嶋 正知 (塩野義製薬株式会社)
「創造的ハイブリッド・ケミストリー×バイオデータサイエンティスト」
河合 駿 (住友化学株式会社)
「データ駆動型創薬に貢献するバイオインフォマティクス研究」
齊藤 隆太 (田辺三菱製薬株式会社)
「タカラバイオにおけるバイオインフォマティクス」
高松 壮 (タカラバイオ株式会社)
「デジタル・テクノロジーを活用した生命科学分野への取組み」
日尾 健太郎 (株式会社富士通九州システムズ)
「バイオインフォマティクス研究のデータ解析環境構築に必要な情報技術」
渡辺 理恵 (株式会社ナベ インターナショナル)
「ウェットの立場から見たバイオインフォマティクス」
井手 隆広 (科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
「日立製作所におけるバイオインフォマティクス分野の取り組みについて」
道菅 紳介 (株式会社日立製作所)
「僕らには意外と需要がある」
松原 佑記 (三井情報株式会社)
<一般公開シンポジウム:健康で長生きするヒントを探そう!>
「Society5.0を迎える社会と科学技術・イノベーション」
今井 絵理子 (参議院議員・内閣府大臣政務官)
「老いない!?癌にならない!?最長寿齧歯類ハダカデバネズミの不思議」
三浦 恭子 (熊本大学)
「世界初の”がん”早期発見が可能な1次スクリーニング検査(N-NOSE)」
山口 慶剛 (株式会社HIROTSUバイオサイエンス)
「マインドフルネスでストレスフリー生活」
新井田 厚司 (東京大学)
■問合わせ先
2020年日本バイオインフォマティクス学会年会・第9回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2020)実行委員会事務局
九州工業大学大学院情報工学研究院 山西研究室内
〒820-8502 福岡県飯塚市川津680-4
URL: https://www.jsbi.org/iibmp2020/
メールアドレス: iibmp2020@googlegroups.com
【参加登録受付開始とプログラム概要のお知らせ】2020年日本バイオインフォマティクス学会年会・第9回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2020)
2020.07.20