東京大学 定量生命科学研究所(大規模生命情報解析研究分野、中戸研究室)では、新たに特任助教または特任研究員を募集します。
詳細は下記JREC-INサイトでもご覧いただけます。研究内容や待遇等に関して不明点や質問などあれば中戸までご連絡ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D120110906
募集人数:1名
勤務場所:東京大学 定量生命科学研究所本館(東京都文京区弥生1-1-1)
求人内容:次世代シーケンサー(NGS)を用いた大規模なエピゲノムデータ(ChIP-seq, Hi-C,
RNA-seqなど)の情報解析手法構築及び知見獲得に関する研究。NGSデータ解析分野における十分な知識と研究実績を有する方を優先して採用いたします。Rやpython等のREPL環境やLinuxシェルへの習熟が望ましいスキルです。
業務内容:AMED-PRIME(早期ライフステージ)「頑健なデータ駆動形エピゲノム解析を実現する情報解析システムの構築」プロジェクトに従事していただきます。特に以下の課題のいずれかに積極的に取り組む意欲のある方を募集します。
・ 立体構造(Hi-C)、エピゲノム(ChIP-seq)、遺伝子発現(RNA-seq)など複数のNGSアッセイから得られたデータの統合解析技術
・ エピゲノムデータ(ChIP-seq, ATAC-seqなど)、立体構造データ(Hi-C)の変動と遺伝子発現変動との相関解析、予測技術
・ 大規模ChIP-seqデータをもとにした機械学習によるデータ補完技術(Data imputation)
・NGSデータを入力とした遺伝子ネットワーク構築およびネットワークマイニングによる知見獲得
・ 時系列データに対する数理モデリング
これらのトピックのいずれかに関連する研究経験・実績を有する方が望ましいですが、これらの技術を自ら習得し論文化する強い意欲とスキルを持つ方であれば未経験者も歓迎します。進歩が著しい分野であるため、新しい技術を積極的にサーベイ・習得することが特に重要なスキルとなります。
なお採用された方には、国際エピゲノムデータベースコンソーシアム IHEC (http://ihec-epigenomes.org/)
のデータ統合解析グループにも参加していただきます。
応募条件:着任までに生命科学・情報学・数理生物学・生物物理学および関連分野での博士の学位を有するもの。
応募締切:令和3年7月31日必着
※適任者の採用が決まり次第、募集を締め切る可能性があります。
雇用期間:2021年9月1日(応相談)~2022年3月31日
常勤(任期あり)※任期1年、毎年ごとの更新(2024年3月31日までを限度とする)
就業時間:週5日(月曜日~金曜日)
就業時間:専門業務型裁量労働制(週38時間45分/1日7時間45分相当)。一部リモートワーク可。
給与:年俸制(裁量労働制)を採用し、業績・成果手当を含め月額30万円~40万円程度(経験による。下限の月額30万円はNGS解析の経験がない申請者などを想定。特任助教の場合は月額35万円~40万円程度。)通勤手当(上限55,000円/月)。
加入保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入
応募方法:JRECIN(https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D120110906)をご参照ください。
選考内容:書類審査による一次選考後、必要に応じてZoom面接による二次選考を行います。結果の通知はメールまたは書面にて行います。
問い合わせ先:中戸隆一郎 <rnakato@iqb.u-tokyo.ac.jp>