皿井先生のメモリアル集
Professor Akinori Sarai Memorial

 

日時: 2013年10月31日 10:00~11:30
場所: タワーホール船堀 研修室(4F)

 

開催趣旨:

皿井明倫先生(九州工業大学・名誉教授)が本年7月に急逝されました。皿井先生は、米国NIHにおいて、ラムダファージCroリプレッサーの生物物理学的研究を行われた後、理化学研究所(筑波)において、動物細胞の転写因子Mybなどの構造研究を行い、転写因子構造研究の黎明期を牽引されました。さらに、立体構造に基づく、より広範なゲノムワイドな転写因子研究を行って来られました。そして、九州工業大学に移られた後には、学生の教育にも力を注がれ、「ネットを通じた英語によるBioinformaticsオープン教育」などにも関わって来られました。この間、多くの研究者との共同研究を通じて、この分野の研究を支えて来られました。皿井先生の人柄は、非常に控えめで、それでいて非常にしっかりとした科学的な見解を持っておられ、静かな一言一言が非常に重みを持って、我々に伝わるという印象がありました。本年3月に九州工業大学を退職後も、科研費の新学術領域研究のメンバーとして、活躍をされていましたが、残念ながら7月に急逝されました。ここに、皿井先生のお人柄を偲び、お仕事を振り返るため、本集会を企画しました。多くの方々がご参集くださることを願っております。

 

モデレーター:

石井俊輔  Shunsuke Ishii
理化学研究所   RIKEN 

神沼二眞    Tsuguchika Kaminuma
サイバー絆研究所  Institute for Cyber Associates

 

1.転写因子構造研究の黎明期と皿井先生
石井俊輔(理化学研究所)

2. 米国時代の思い出
宮澤三造(群馬大学)

3. 転写分野でドライ研究からウェット研究まで横断的に活躍された皿井先生
緒方一博(横浜市立大学)

4. 立体構造から探るタンパク質-DNA認識機構
河野秀俊(日本原子力研究開発機構)

5. ネットによるバイオインフォマティクス講義の配信
神沼二眞(サイバー絆研究所)