データサイエンスへの戦略的な取り組みを考える研究会のご案内

各位

「クリニカル・データ・サイエンティストに期待される専門性、資格、職の機会」研究会
第1回「我が国におけるデータサイエンスの現状と課題」をご案内致します。

日 時:2019年6月14日(金)13:20-17:30
会 場:東京大学医科学研究所 1号館1階講堂(予定)
世話人:中井 謙太(東京大学医科学研究所)、生島 髙裕(数理先端技術研究所)、
    白井 剛(長浜バイオ大学)、神沼 二眞(ICA)
主 催:この集会は日本バイオインフォマティクス学会の支援による公募研究会です
共 催:ICA (NPO法人サイバー絆研究所)
協 賛:日本オミックス医学会
後 援:CBI学会
参加費:無料
案内サイト:  http://join-ica.org/ws/190614.html

◆プログラム
13:20-13:40 世話人による挨拶と問題提起
「データサイエンスには戦略的な取り組みが必要ではないか?」
13:40-15:00 医薬品開発におけるICT関連の研究者の活躍の機会
「体験に基づく若手研究者の活躍の機会づくり」池田 和由(慶應義塾大学)
「リアルワールドで薬の副作用を捉えるデータサイエンス」澤田 克彦(大鵬薬品)
15:00-15:20 休憩
15:20-16:40 製薬企業におけるデータサイエンスへの期待
「バイオ医薬品開発の視点から」白井 宏樹(アステラス製薬株式会社)
「グローバル企業の視点から」安藤 達哉(武田薬品工業株式会社)
16:40-16:45 休憩
16:45-17:25 話題提供と討議;ヘルスケアにおける新しい潮流とデータサイエンスへの期待
「沖縄におけるヘルスケア関連大規模データの収集と活用」志茂英之(株式会社ブルーブックス)
・その他の話題提供(交渉中)
17:25-17:30 次回の案内と閉会挨拶

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今、ビッグデータ、AI、深層(機械)学習、IoT、5GなどのICT用語に、
バイオ、ゲノム、プレシジョンメディシンなどの生物医学用語が交差し、
研究開発やビジネスの新しいチャンスが到来しているという報道が盛んです。

さらに注目すべきは、1994年のインターネットの開放によって急成長した
GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)と、
老舗というべきIBMやマイクロソフトのようグローバルなICT系や、
彼らを意識した日本の企業などが、
ヘルスケアや製薬産業に参入し始めていることです。
(例えば、週刊エコノミスト、治るバイオ薬&遺伝子・再生医療、
毎日新聞社、2019年3月12日号; 週刊東洋経済、先端医療ベンチャー、
東洋経済新報社、2019年4月20日号など)。

一方、2011年頃のファーマの危機を乗り越えつつある
これまでのビッグファーマや我が国の製薬会社は、
薬という「もの」を売ることから、
個々の生活者に適した「健康へのソリューション」を
提供するビジネスへと視野を拡大しつつあります。

ここにおいてディジタルとネットを基盤とするICT系と
ゲノムに先導された生物医学系の関係者たちとの出会いの機会が急増しています。
しかし、この期待に満ちた機会が同床異夢というような結果に終わらず、
実りのある成果を生むためには、双方が知識とデータに関する共通の認識をもち、
互いを理解する必要があります。

その橋渡しをするのがデータサイエンス、
あるいは知識も加えてD2K( from data to knowledge )サイエンスです。

生物医学研究の国際的なリーダーシップをとっているNIHは、
このことを理解し、NIHを「データ帝国にする」ことをめざし、
「データサイエンスへの戦略的取り組み」を表明しています。
我が国おいても、さまざまな大学でデータサイエンスの学部を設ける動きが急です。

私たちは、この研究集会を、具体的な研究領域、専門性、資格、職の機会、
さらには待遇までも視野に入れて、我が国の現状を分析し、課題を掘り下げ、
さまざまな提言につながるようなアイデアを交換する
「出会いの機会」にできたらと考えています。

参加申し込みは下記案内サイトよりお願い致します。
http://join-ica.org/ws/190614.html

世話人:中井 謙太(東京大学医科学研究所)、生島 髙裕(数理先端技術研究所)、
    白井 剛(長浜バイオ大学)、神沼 二眞(ICA)

なお、この集会開催の主な事務局機能は、
ICA(NPO法人サイバー絆研究所事務局が担当しています。

公開日:2019.05.14