● 評議員会など議事録 ●


■ 日本バイオインフォマティクス学会設立総会議事録


日 時:平成11年12月13日(月) 17:30 〜18:20 場 所:恵比寿ガーデンプレイス The Garden Room
出席者:約80名




報告及び議事


○宮野悟世話人(東京大学医科学研究所教授)によって学会の設立経緯が説明された。

○世話人により金久實氏(京都大学化学研究所教授)が議長として推薦され、出席者の拍手により承認・選出された。

○議長より学会設立の趣意書の説明があった。

○高木利久世話人(東京大学医科学研究所教授)によって、会則案の説明があり、出席者の拍手により会則が承認された。

○宮野悟世話人より学会設立時の役員の選出についての事情が説明され、役員候補者の紹介があった。配付された役員案のうち、評議員の任期及び役員の所属についての訂正を経て、初代役員が承認された。

○金久實初代会長より挨拶があった。

○International Society for Computational Biology(ISCB)会長Lawrence Hunter博士から、日本バイオインフォマティクス学会設立への祝辞があった。Hunter博士の都合がつかず設立総会に出席できなくな ったため、会長代理として派遣されたISCBのBoard of Directorsである A.Keith Dunker教授よりHunter会長の祝辞がビデオ映像で会場に披露された。またDunker教授より祝辞があった。

その他

○設立総会終了後、記念コンサート(18:30 〜19:30)と懇親会(19:30 〜21:00)が開催された。



■ 日本バイオインフォマティクス学会第1回評議員会議事録


日 時:平成12年1月14日(金)10:00 〜12:00 場 所:国際観光会館 7F E‐room
出席者:金久(会長&評議員),藤田(副会長&評議員),井原,江口,皿井,高井,永井,
中西(代理:大貫),根本,福島,久原,小長谷,冨田,森(評議員),美宅,
宮野(評議員&幹事),秋山,中井,松田,五斗(幹事)




報告及び議事


1 . 自己紹介

金久会長より開会の挨拶があり,出席者の自己紹介があった。名簿の修正が一部あった。

2 . 報告

(1)日本バイオインフォマティクス学会(JSBi)設立総会の報告が宮野評議員よりされた、また学会設立の経緯についても説明があった。

(2)会則について金久会長より説明があり,評議員の2分の1以上の出席が確認され,本会議の議決が有効であることが確認された。

3 .予算計画

(1)諸経費について

学会設立時で予算的に余裕がないため,

・役員の会議参加のための諸経費は手弁当
・会議場費,事務員の旅費については学会が負担することの説明が金久会長よりなされ,了承された。

(2)学会の規模および学会でするべきことについての協議まず金久会長から, International Society for Computational Biology(ISCB)の現在の会員数が500名程度であるとの報告がされ,現在200名足らずの学会の規模をどのようにして大きくするかについて協議された。

・藤田副会長より,知名度が低いとの意見が出され,各役員や企業のホームページ からJSBi のホームページへのリンクを張ったらよいのではという提案がされた。

・学生のメリットについて考える必要があるとの意見が冨田評議員より出され,


1 .会費を安くする(現行通り)
2 .ISMB やPSB などの国際学会参加のための旅費を支援する(金久)
3 .ゲノム情報ワークショップ(GIW)の参加は会員のみにするか(冨田)

等の意見が出された。2 .に関しては具体的にISCBと共同で行うことで話を進めていくことになった。3 .に関しては,会員全体のメリットとして,プロシーディング代を現行3000円から5000円に値上げし,会員は2000円で買えるようにするとの提案が金久会長よりされた。 参加費は従来通り無料にする予定。

・学会が何をするべきかを決めたほうが,予算計画を立てやすいのではないかとの意見が小長谷評議員より出され,金久会長から会則にしたがって説明があった。


1 .総 会  2 .評議員会  3 .年 会  4 .刊行物の出版  5 .研究会

これに加え,3 年後(平成14年5月)に学術会議への登録をすることを目指しているとの説明が宮野評議員よりされた。学術会議の登録には,1 )登録会員数300名以上。2 )年1回の総会を開いていること。3 )刊行物があること,の条件を満たす必要があることの説明も同時にされた。3 )の刊行物に関してはGIWのプロシーディン グが使えそうだとのこと.

・賛助会員(一口5万円)を増やす方法について

1 . JBIC を窓口として宣伝してもらう。(根本)
2 . 具体的なアクティビティを明示する。(江口)
   並列情報処理イニシアチブの例(企業に対するメリットのリストアップ)について。(秋山)
3 . 会長名で趣意書と申込書を送付する。
4 .趣意書と申込書の宛先は研究本部長または研究開発担当役員宛が適当。(根本)
代表印よりも研究開発担当役員印の方が速い。(福島)

・ バイオインフォマティクスのコースを作る

1 .オンライン大学,単位の認定(学生のメリット),トレーニングコースの設置(小長谷)
2 .商用ツールの利用法も含めたコースの方が企業にとってのメリットにもなる(江口)
3 .トレーニングコースの設置とともに情報処理第1種試験などの認定試験はどうか(宮野)
4 .スイスでのバイオインフォマティシャン養成についての説明(藤田)
5 .夏のチュートリアルを開催する(秋山)。情報だけでなく実験のコースも。

これらについては,ワーキンググループでカリキュラムを作成する。



・法人化について

1 .中間法人という組織を作れるようになり,法人化しやすくなる可能性がある。(美宅)
2 .税金に関する問題について金久会長より質問が出された。予算規模の大きな学会に対しては課税される。農芸化学会は払っている(久原)が,JJP は払っていない(美宅)。
税金免除のシステムは特にはない(宮野)



4 . 研究会,およびワーキンググループの設置

(1)DNA チップに関する研究会(久原)

・データの収集.データベースの標準化
・解析ツールの整備
・データ入力・解析の統合データベースの開発

現在,DNAチップに関する研究会は他に2つあるが,あまり活動は活発ではない。また,実験寄りであり,バイオインフォマティクスの立場から設立されているものはない。実験系では,やりたがっている人が多いのでメリットがあるだろう(森)。

(2)他の研究会との関連(小長谷)

・SIG‐MBI (人工知能学会)
・MPS 研究会(情報処理学会)

両者との連携をしていくことで合意。

(3)どのような研究会を立ち上げるべきか。

・生物系と情報系の意見を交換し,情報を素早く回す場であるべき(小長谷)。
・チップはコスト的に問題があるので,それ以外の方法論に関する研究会が必要(藤田)。
・チップのデザインを情報処理側から提示するための議論(金久)。
・タンパク質から DNAまでを横断的に研究するための情報処理技術(小長谷)。
・網羅的なデータの解析(久原)。
・具体的なものの方が人が集まりやすい(森)。

(4)研究会立ち上げのための手続き

・3行程度のプリプロポーザルを書いて評議員の誰かにメールする(冨田)。プリプロポーザルは会員ならば誰でも出せる。
・それらの評価と類似提案の統合を評議員のメーリングリストで行い,決定された主査が会長にプロポーザルを提出する。
・最終決定は評議員会で行う。
・時限つきにする。

(5)発足が確認された研究会とワーキンググループ

・アレイインフォマティクス研究会(主査:久原)
・シミュレーション(仮称)研究会(主査:冨田)
・バイオインフォマティクス・カリキュラム検討ワーキンググループ(主査:小長谷)
・中高生のためのバイオインフォマティクス講習会ワーキンググループ(主査:美宅)

予算の都合上,研究会とワーキンググループの事務局は学会側では設置せず,主査 を中心に進めていくことで了承された。

5 .国際会議の協賛

(1)国際担当窓口を宮野評議員にお願いすることで了承された
(2)以下の国際会議に協賛することで了承された

・International Conference on Biological Physics 2001 (埼玉大の伏見先生より依頼)
・International Conference on Systems Biology (ERATO の北野氏より依頼)

6 .行事予定

(1)中高生のためのバイオインフォマティクス講習会

7月24日(月)の予定(美宅)

(2)年会・総会

・GIW (12月18日,19日予定)の一部として開催。
・会計年度が4月からのため,12月だと予算承認がかなり遅れた形になるとの意見が出されたが,分子生物学会や生物物理学会の例もあるので,12月でも大丈夫だろうということで了承された。


→JSBiはアジア太平洋を視野に入れたいので,従来通り英語にすることで了承された。
・ポスター発表を会員に限定すると海外からの発表者は困る。(小長谷)
→年会は GIWとの共催という形にする。


7 .その他

(1)会員獲得についてのその他の案

・GIWとの共催になると,ゲノムや文部省重点の印象が強くなり,閉じたイメージが出てしまう。タンパク質の研究者たちなどにも広く開かれていることをアピールする必要がある。(美宅)

・宣伝媒体の活用。

1 .日経バイオテクノロジーのホームページに載せてもらう。(根本)
根本評議員から日経バイオテクの宮田氏に連絡してもらう。
2 .コンピューター関係の企業への宣伝は井原評議員を中心としてやってもらえないかとの依頼が金久会長よりあった。

(2)圧力団体としての JSB

・「科学技術基本計画」に重大な影響を持つ「バイオ産業技術戦略」からバイオインフォマティクスの文字が1999年度からほとんど消えているとの指摘が秋山幹事よりあった。今後,このような計画にも組み込まれるよう宣伝していく必要があることが確認された。

配付資料

・議事予定  ・設立総会議事録  ・会則  ・細則 ・役員一覧  ・会員名簿 ・4th International Conference on Biological Physics の First Circular  ・研究活動案について




■ 日本バイオインフォマティクス学会第2回評議員会議事録


日 時:平成12年4月26日(金)13:00 〜15:00 場 所:国際観光会館 7F E‐room
出席者:金久(会長&評議員),藤田(副会長&評議員)井原,江口,皿井,高井,田畑,永井,中西,根本,浅井,
久原,小長谷,冨田,森(評議員),美宅,宮野(評議員&幹事),秋山,中井,松田,五斗(幹事)




報告及び議事


1 .幹事会報告

・ドメイン名取得:jsbi.org ホームページの立ち上げ。
・セキュアサーバーの立ち上げ:クレジットカードによる入金、会員専用ページ
・プロシーディングスのオンライン公開と MEDLINEへの登録。
・公報関係:日経バイオテクのホームページおよび日経新聞での記事。
 リンク集の作成。
 オンラインで公開する場合には著作権等の問題をクリアにしておいたほうが良い。
・学会ロゴについて。
・ISCBとの協力関係について。
・特許に関する問題について。
・GIWポスターセッションを学会の年会とする。登録料の設定について。

2 .研究会,およびワーキンググループの活動計画

一般向け講習会ワーキンググループ(美宅)

・昨年まで科研費「ゲノムサイエンス」とゲノムセンターが中心になって開催していた「ヒトゲノム計画とイ ンターネット」と踏襲した講習会を今年も開催する。(資料回覧)

これまで,参加者は約20名。昨年は約50名。今年はすでに5名の参加希望者あり。

・今年は,ゲノムセンターと共催という形をとる。
・講師:昨年は金久,高木,美宅.今年はメールで別途依頼する。
・対象が高校生と中学生になっているが幅広すぎないか?

→実際には高校生とその先生が主に参加している。

・タイトルはこのままでよいか?

→奈良先端ではサマースクールと題して似たようなことをしている(森)。

対象:大学1年生(3日間).高校生(1日)
→バイオインフォマティクス講習会としてはどうか。

バイオシミュレーション研究会(冨田)

・ISCBの SIG simulation (SIGSIM)と連動して活動する予定。
・割りと小さいコミュニティーなので集まる機会を作れていい。

アレイインフォマティクス研究会(久原)

・久原,江口,宮野,阿久津,丸山,井原で集まって相談した。
・発現プロファイル解析ソフトの開発と,データの公開・共有を促進することを目的とする。
・具体的には,

解析内容を検討し,解析ソフトをカタログ化する。
問題のカタログ化も行い,開発分野の分散化を行う。

これらを Webで公開して討論できるようにする。

・来年の1月か2月に国際ワークショップを学会主催で開催したい。
それまでに,1,2度の研究会を開く。
・他のチップ研究会との関わりは?
他はチップの作り方や実験プロトコルが中心。こちらは,インフォマティクス中心。

教育カリキュラム検討ワーキンググループ(小長谷)

・大学教育と産業を巻き込んだ教育があるが,まずは大学教育が必要だろう。
・他の国の現状:

o 北米には40以上のコースがある。
o アジアではバイオインフォマティクス学科に相当するものはあるが,中身はほとんどがバイオのみ。

・SCS をつかった教育をしてはどうか。
・評議委員会後に小長谷,宮野,森,久原,美宅,松田,秋山,金久,冨田で相談する。

研究会・ワーキンググループに関する手続きの確認。

・評議員の一人が代表となって,委員会へ提案する。

3 .平成12年度予算計画

・評議員会開催日現在で,会員数243名.賛助会員10名.約250万円の残高。
・250万円をどのように使用するかについて議論がなされた。
・初年度なので概算で,以下のように分配して使用することになった.来年度は今年度の実績を元に配分を考える。

o 旅費のサポート:100万円
o 事務諸費用:50万円
o 年会諸費用:50万円
o 研究会諸費用:50万円

・事務諸費用には,ドメイン名・セキュアサーバー関連費,ロゴ作成費,電話代,ニュースレター印刷費・郵送費など。

ニュースレターは初版は印刷物を作成する。事務に関わる費用は予算からちゃんと出したほうがよいという意見が出された。

・年会諸費用は,ポスター会場の費用に約30万円はかかる。
・国際ワークショップは主催と予算は学振になるかも知れない。会場費程度は学会負担でできるかもしれない。
・旅費のサポート:学生会員に対する外国学会(ISMB,PSB,RECOMB)参加費・旅費の支援。

募集案内をホームページに出す。基本的には発表者へのサポート。ISCBと共同で.評価する仕組みを作る。

→幹事会がオーガナイズする団体を作り,評議委員会で承認を得る。

・賛助会員がまだ少ないので,企業への案内を出す。ゲノム創薬フォーラムや CBI研究会に参加している企業など。

配付資料

・第1 回評議委員会議事録
・第1 回幹事会議事録
・研究会,およびワーキンググループの案内
・賛助会員一覧

回覧資料

・ホームページ  ・会則 ・細則  ・役員一覧  ・会員名簿
・特許法第30条等に基づく学術団体,博覧会に関する指定手続き等について




TOPページへ前のページへ次のページへ