● 研究所紹介 ●


経済産業省 生命情報科学研究センターが4月スタート

2001年4月、バイオインフォマティクスの研究を専門に行う経済産業省傘下の新しい研究所「生命情報科学研究センター」が、東京お台場に開設されます。本年1月に従来の工業技術院は経済産業省産業技術総合研究所に改称されましたが、さらに4月には独立行政法人化と併せて研究所が統廃合され、新たに23の研究センターと22の研究部門などに大きく再編されます。生命情報科学研究センターは、この産業技術総合研究所の一部として運営され、国のプロジェクト等を通じてバイオインフォマティクスの研究開発を行います。


日本語名称:生命情報科学研究センター
英語名称:Computational Biology Research Center (CBRC)
住所:東京都江東区青海2-41-6(ゆりかもめテレコムセンター駅そば)
人数:初年度で約30名の常駐研究員を予定(職員、ポスドク、共同研究含む)
予算:今年度で約4億円



発足時点でのチーム構成と研究テーマは以下の通りです。

1)アルゴリズムチーム
配列アラインメントやモチーフ探索等のアルゴリズムの研究。
2)数理モデル・知識表現チーム確率モデルによる配列の数理的表現や、生命情報の高度な格納,検索,演繹方式の研究。知識自動抽出、バイオイメージングなど。
3)ゲノム情報科学チーム全ゲノムレベルの解析を通じた、遺伝子やタンパク質の機能予測を行うための情報科学的研究と応用。
4)分子情報科学チームタンパク質やペプチド分子等の立体構造および機おうよう能部位の解析・予測を行うための情報科学的研究と応用。
5)細胞情報科学チーム代謝シミュレーションや遺伝子制御ネットワークの推定などを行うための情報科学的研究と応用。



生命情報科学研究センターは、電子技術総合研究所が母体となって設立されます。多彩な分野の出身者が集まり、自由な発想で分野融合的な研究を行うことを目指していますが、それらの研究を進める共通の基盤として、情報科学の最新の理論的知見と最新鋭の並列計算環境を積極的に活用することを大きな方針としています。センター発足を前に3月末には、1024台規模のPCクラスターシステム(Dual PentiumIII 933MHz が512ノード、ミリネットで高速相互接続)が導入され、同センターでの研究専用として利用されます。なお、お台場の同じ建物内には、産業技術総合研究所の他の4つの研究センターも入りますが、そのうち「生物情報解析研究センター(BIRC)」は、構造ゲノミクスや機能ゲノミクス等の研究プロジェクトを行うための組織であり、生命情報科学研究センターとも密接に関係しながら研究が進められる予定です。

本件問い合わせ先:
生命情報科学研究センター検討チーム
秋山・浅井(電子技術総合研究所)
Eーmail : cb-adm@aist.go.jp




(写真:現在、建設中のセンター)




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