魅せる・伝わるプレゼンテーション

オーガナイザー: 遠藤 俊徳 (北海道大学大学院情報科学研究科)

 プレゼンをする機会はどんどん増えてきています。時には自分の人生をも左右しかねないほどのプレゼンの機会すらあります。では、どうすればよりよく伝わり、相手の記憶にも残るプレゼンができるのでしょうか。困っている人はたくさんいそうですが、学ぶ機会はそれほど多くないかもしれません。  そこで今回、「伝わりやすくセンスのよいスライドの作り方」と「聴衆に納得してもらえるプレゼン技術」の2つの視点から、プレゼンについて考えてみる企画を準備しました。そうは言っても、プレゼンの準備ばかりにそんなにたくさんの時間は使えません。できれば限られた時間の中であってもよりよいプレゼンにしたい。そこで、これを守ればワンランクアップにつながる2つのルール、「スライドデザインのルール」「プレゼン構成のルール」をご紹介します。プレゼンについて、一度じっくり考えてみませんか?

「伝わるプレゼンのビジュアル・デザイン」
有賀雅奈(東北大学 研究推進・支援機構)
「納得を生むプレゼンテーション」
三輪佳宏(筑波大学 医学医療系)

日本サイエンス・ビジュアリゼーション研究会に科学プレゼンテーションのコツのご講演をお願いしました。同じ研究成果なら魅力的に話す方がより良く伝わりますが、技術としての科学プレゼンテーションを学べる場は多くありません。表現方法から話の組み立てについて、学生、研究者、教員を問わず、是非、聴講していただければと思います。