イベント案内:研究会・応用システムバイオロジー研究会

第5回 応用システムバイオロジー研究会

 

JSBi 第5回応用システムバイオロジー研究会を、"情報ダイナミクスの定量生物"をテーマに、2012/2/18(土)に東京大学生産技術研究所(駒場)で開催いたします。

 "情報"の概念は生命科学の発展と密接な関係があります。分子生物学は、遺伝情報を担う物質的基盤の解明と遺伝情報自体の解読、そして解読された遺伝情報から様々な生命機能を予測・制御するという応用により発展してきたとも捉えることができます。

 しかしながら、遺伝情報は生命システムを規定する情報の全てではありません。

近年のバイオイメージング技術の発展により、遺伝情報よりも短い時間スケールで変動する細胞内状態を定量的に捉えることが可能になってきました。

このような新たなデータは生命システムのどのような”情報”の解明につながるのでしょうか?

その”情報”は細胞内状態のどのような動的・定量的な特性に担われているのでしょうか?

そしてそれらを解明するための方法論はなんなのでしょうか? 

 

細胞の状態を規定する"情報"とその"情報処理"いう概念、そして情報理論の枠組みは定量的なデータから生命システムの定性的な特性を抜き出してくる一つの数理的な基礎としてシステム生物学の分野で注目され始めています。

(例えば) http://www.sciencemag.org/content/334/6054/354.short

 

本研究会では、生命システムにおける細胞システムの"情報"や"情報処理"の問題に取り組む実験系・理論系研究者などを集め、システム生物学の分野における情報の問題と生命システムの情報処理を捉えるために必要な実験的な技術や数理的な枠組みについて議論・展望いたします。

 本研究会を通じて、"情報"という切り口で生命システムにアプローチしようと考えている研究者が集い、議論を深める場とすることができれば幸いです。

 皆様奮ってご参加ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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"情報ダイナミクスの定量生物学"

JSBi 応用システムバイオロジー研究会 第5回研究会

http://symposium.crmind.net/infodynamics2012/Home.html

 

日時: 2012/2/18(土) 10:30(仮) - 19:00

場所: 東京大学生産技術研究所 An棟2階コンベンションホール

http://symposium.crmind.net/infodynamics2012/Access.html

 

【プログラム(予定)】

10:30-12:00 :チュートリアル(未定)

13:00-13:10 :趣旨説明

13:10-14:00 :講演1:上田昌宏(阪大・理研QBiC) 「細胞の走性行動に学ぶ自発性の階層構造」  

14:00-14:50 :講演2:森下喜弘(理研CDB)「器官形態形成における空間情報のコーディング」  

14:50-15:10 :休憩  

15:10-16:00 :講演3:岡田康志(理研QBiC)「分子モーターはどうして細胞内で迷わないのか?」  

16:00-16:50 :講演4:豊泉太郎(理研BSI)「カオスの縁とその付近における神経回路網の信号増幅および信号積分」  

16:50-17:10 :休憩  

17:10-18:00 :講演5:小林徹也(東大)「ノイジーな細胞内反応による動的な情報処理]  

18:10-19:00 :講演6:黒田 真也(東大)「細胞内シグナル伝達の情報処理」

19:00-19:10 :閉会

 

参加費 無料

参加登録:http://symposium.crmind.net/infodynamics2012/Registration.html

参加登録アドレスに、研究会の最新情報を連絡させていただきます。ご登録ください。

 

お問い合わせ先

東京大学生産技術研究所 定量生物学研究室

小林徹也 <tetsuya AT mail.crmind.net>