第5回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2016)

一般公開講演

一般公開講演

「バイオインフォマティクス」とは遺伝子情報などの生物科学ビッグデータから新たな真理を見出す学問分野です。生物学と情報学の融合領域であり、遺伝子解析から人工知能研究まで多岐にわたります。

今回の一般公開講演では、「ヒト、菌、そして環境」をキーワードにバイオインフォマティクスがどのように生命科学の広い領域を支えているか、さらに、身近な社会にバイオインフォマティクスがどのように繋がっているのかについて、慶應義塾大学の荒川和晴先生、東北大学メディカルメガバングの荻島創一先生、国立遺伝学研究所の黒川顕先生の最先端の研究紹介を通じて触れて頂きます。社会の中でサイエンスおよびバイオインフォマティクスが具体的に何をしているのかをしっかりと見える形で伝えていきたいと考えております。

公開講演の後半には一般参加者も交えた公開討論を行い、未来のバイオインフォマティクスについて議論をする予定です。参加は無料で予約も不要です。是非お気軽にご参加ください。

ヒト、菌、そして環境
日時:10/1(土)15:00-17:30
会場:プラザ平成 国際会議場
オーガナイザー:山田 拓司(東京工業大学 准教授)、奥田修二郎(新潟大学 准教授)

15:00-15:25
荒川 和晴(慶應義塾大学 特任准教授)
「超高機能構造タンパク質による素材産業革命に向けたクモ類網羅的シーケンシング」

15:25-15:50
荻島 創一(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 准教授)
「あなたのゲノム、あなたの医療」

15:50-16:15
黒川 顕(国立遺伝学研究所 ゲノム進化研究室 教授)
「バイオインフォマティクスと未来社会」

16:15-17:30
公開討論「バイオインフォマティクスと30年後の研究」
司会:山田 拓司(東京工業大学 准教授)